英会話

留学経験なしの私が英語を最短で話せるようになるためにやったこと

こんにちは。Roebackです。

私は2年前までは英語が全く話せず、外国人に英語で話しかけられたもフリーズするだけでした。

しかし、今では仕事で外国人とも普通に英語で話しています。また、昨年には1人でアメリカに旅行に行って現地で車を借りたり、ホテルを取ったり、現地の友達を作ったりなどもしました。

帰国子女でもなく、留学経験もない私が英語を話せるようになるためにやったことをお伝えします。

なぜ日本人は話せないのか?

日本人は先進国の中で最も英語が話せる人が少ないです。

実際に日本人はTOEFLスピーキングテストのスコアでは、日本はアジアで最下位の30位となっている。もちろんスピーキングのみに絞った場合であるが、総合スコアでもアジア30ヵ国中27位である。

日本人は英語を話せる人が少ないとは感じていましたが、TOEFLの成績としても劣ってるのです。

<参照元:Test and Score Data Summary for the TOEFL iBT® Tests

TOEFL® テスト(Test of English as a Foreign Language)は、1964年に英語を母語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されました。大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定します。

<参照元:ETS公式サイト>

英語を聞くことができないから

英語で会話するために一番大切なのは「リスニング」。

英語は聞き取りが出来れば会話の8~9割は成立します。

「英語で意思を伝える」ことは今まで英語を大学まで勉強してきた人であれば、単語だけを組み合わせて可能だからです。

しかし、それに返ってきた返事が聞き取れずにフリーズしてしまうのです。

相手の言っていることが分からなければ返事をすることは不可能です。そして、フリーズしてしますのです。

したがって、英語で会話するためには「リスニング」を鍛えることが最優先なのです。

日本の英語学習は勉強の順番が違う

日本人の義務教育の英語学習は英語を話せるようになるための勉強ではありません。

日本人の義務教育は以下の流れで勉強をします。

単語を覚える⇒文章を読む⇒文章を書く⇒聞く⇒話す

英語を話すことは後回しにして単語の記憶や文章を読んだりばかりしているのです。

例えると、泳げるようになりたいのに泳ぎ方だけを本で読んだり教えてもらったりしていて、実際にプールで泳ぎの練習をしていないのと一緒です。

それでは泳げるようになりません。

英語を話せるようになるためには以下の流れで勉強したほうが良いのです。

聞く⇒話す⇒文章を読む⇒文章を書く⇒単語を覚える

英語を話すためには英語を聞いて話すことが一番大事です。

まずそれを勉強して体に慣れさせることが必要です。

英語学習のモチベーションが弱い

日本人は「なんとなく英語を話せたらかっこいい」「英語できれば転職に有利」などふんわりした理由で英語を勉強する人が多いです。

しかし、中国人や韓国人は明確な目的を持って勉強をしています。したがって、英語を話せる人が多いのです。

中国人や韓国人は「GAFAで働きたい」や「ハーバード大学に行きたい」などの目的のために英語をその目的の手段として勉強します。

一方で日本人は「英語を話したい」や「英語を話せるとかっこいい」というように英語を話すことがゴールになっているので挫折する人が多いのです。

「海外旅行で英語を話したい」や「外国人に道を聞かれたときに答えたい」などの目的でも良いと思います。なにかしらの目的をもって勉強することで英語学習のモチベーションを保つことができるでしょう。

話せるようになるためにやったこと

映画やドラマを英語字幕でシャドーイング

シャドーイングが英語を話すための勉強で一番大事です。

シャドーイングとは英語を聞きながら、ほぼ同時に復唱することです。

シャドーイングすることでネイティブの英語スピードに慣れることができます。

まず一度普通に見て、発音を分析しましょう。そして、英語字幕を見ながらシャドーイングしましょう。

いきなり英語字幕を見ずにシャドーイングすると、自分がどこの発音が間違っているか分かりません。また、発音の振り返りも出来ません。

シャドーイング⇒分析⇒シャドーイング…の繰り返しをすることで自分の発音がどんどん良くなってきて、聞き取りも出来るようになってきます。

また、キャストのモノマネをすることを意識してみましょう。

感情をこめて話すことで感覚として表現を覚えることができます。これをするだけで吸収のスピードが大きく変わります。

日本語で日記を書いてそれを英語に訳す

まず日本語で日記を書く。それがポイントです。

いきなり英語で日記を書き始めると自分の知ってるフレーズだけで日記を書いてしまうからです。

自分の知ってる英語だけで日記を書こうとするとシンプルで毎回同じような内容になってしまいます。

まず日本語で日記を書くことで、思うように日記を書くことができます。

その内容を英訳することで本当に自分が書きたい内容を英語で表現することができるのです。

そしてその日記の内容をスマホの読み上げ機能を使って、英語で音声を流してシャドーイングをします。

▼iPhoneで音声読み上げを設定する方法
スピーチ機能を使えばiPhoneがメールやニュースを読み上げてくれる!(formzuのブログ)

▼Androidで音声読み上げを設定する方法
Androidで音声読み上げ機能(TTS)を使うための基本設定~動作テスト(TeraDas)

それは自分専用の参考書であり、世界に1つしかありません。

市販の参考書を使うよりも圧倒的に効率よく勉強ができます。なぜなら、自分がよく使うフレーズや考えていることだけが書いてある参考書だからです。

自分専用の参考書を活用して、自分に本当に必要な英語だけ勉強しましょう。

オンライン英会話を活用する

マンツーマンで授業を受けることができることが一番の強みだと思います。そして料金が安いです。

対面の英会話教室であれば、マンツーマンで毎日授業を受けるとしたら10万円以上かかってしまうと思います。

しかし、オンライン英会話は月額6000円~で毎日授業を受講することができます。

オンライン英会話の授業では日記で身に付けたフレーズを実際に使ってみましょう。

アウトプットをすることで知識が定着します。また、文法が間違っていたら先生が指摘してくれます。

毎日日記を書いて、それをオンライン英会話で使うことで使えるフレーズをどんどん増やしていきましょう。

スマホ対応!TOEIC855点の私が教えるおすすめオンライン英会話3社スマホ1つで出来るオンライン英会話を知りたいですか?本記事ではTOEIC855点の私がおすすめするスマホで出来るオンライン英会話をご紹介します。パソコンをお持ちでない方でスマホでオンライン英会話を始めたい方は必見です。...

スマホを活用

まず、スマホの言語設定を英語にしましょう。

そうすることでスマホを使うたびに英語に触れることができます。最初は使いにくいですが、慣れれば問題ないです。

そして、LINEとsiriを活用するのがおすすめです。

LINEは最低でも1日1回は開くと思います。

そのLINEで英語用の1人グループを作って、日々生活している中で「これは英語でなんて言うんだろう?」と感じた日本語をメモします。

それを日記に書いて英訳することで、日々使う表現を学ぶことができます。

siriは発音の練習で使います。

家で一人でsiriに英語で話しかけてみてください。おそらく最初は自分が発音した通りに聞き取ってくれないと思います。

特に日本人が苦手な「R」と「L」の発音は正確に聞き分けてくれます。

試しに「Right(右)」と「Light(光)」で試してみてください。意識して発音しないとsiriは聞き取ってくれないと思います。

しかし、日々練習していると意識せずとも自分の意図したとおりに認識されるようになります。

単語暗記は後回し

英語を話すために単語の暗記は後回しで大丈夫です。

なぜなら、基本の日常会話で使う英語の単語数は700語だからです。

私たちは日本の中学校卒業時には英単語を1,500語程度、高校卒業時には約3,000語を学習していると言われています。一方で、日常英会話の90%をカバーしている単語数はたったの700語、95%を理解するために必要な単語数は2800語程度という調査結果があります。

参照元:NEW GENERAL SERVICE LIST

すなわち700語覚えていれば会話の90%をカバーすることができるのです。

実際に「海外ドラマはたった350の単語でできている」Cozy(西東社)によると「SEX and the CITY」は90%は2,000語で出来ていて、80%は350語で出来ているのです。

ちなみに「SEX and the CITY」だけではなく、「Friends」も80%は350語で出来ています。

したがって、単語暗記は後回しで大丈夫です。

あくまでも英語を最短で話すためなので、TOEICの点数を取りたい方などは単語暗記も必要です。

まとめ

英語を最短で話せるようになるためには英語を「聞く」「話す」を重点的に訓練することが大切です。

そして毎日継続して勉強しましょう。

英語はスポーツに近いので、正しい勉強法で毎日訓練することで身に付けることができます。

逆に日々の訓練はせずに、話せるようになることは出来ません。

何度も言うようですが毎日の継続が本当に大事です。

みなさんもモチベーションを保って、毎日勉強することで英語を話せるようになりましょう。