TOEIC

TOEICは無駄?意味ない?←そんなことありません。

「TOEICって時間の無駄なの?勉強しても意味ないの?」

そんなことはありません。

「TOEICは時間の無駄。」「TOEICは意味ない。」と主張する方も少なくないです。

それを聞いて「じゃあTOEICの勉強はしなくていいや。」と思った方はいませんか?

ちょっと待ってください!その発想は非常に危険です。

「TOEICは時間の無駄。」、「TOEICは意味ない。」と主張する方のほとんどはTOEICを受けたことがない方や点数が低い方です。信憑性がありません。

実際にTOEIC855点の私の意見を聞いていただければ、その理由が分かると思います。

「TOEICは無駄。意味ない。」と言われる理由は?

TOEIC高得点でも英語が話せない

これが一番多い理由です。

確かにTOEIC800点以上でも英語を話せない人は結構多いです。

TOEICだけを勉強して英語をペラペラに話せるようになるのは正直言って不可能です。

なぜなら、TOEICは英語を話せるようになるための試験ではないからです。

したがって、「TOEICを勉強しても英語を話せないんだったら無駄でしょ」と主張する方が多いのです。

実際に私もTOEICの勉強だけをひたすらやっている時は、英語を話せませんでした。。。

しかし、TOEICで既に単語や文法の基礎を勉強している人は、オンライン英会話などで英会話の練習を少しすればすぐにある程度英語を話せるようになります。

TOEICはテストだからテクニックで点数が取れる

TOEICの参考書に「リスニングの先読みをしよう!」「本文より先に設問を読もう!」のようなテクニックが書いてあるのを見て、「そんなテクニックで点数取っても意味ないでしょ」と思う方が一定数います。

実際にテクニックを使えば、TOEICの点数を50点くらいであれば上げることは可能です。

したがって、「テクニックで点数を取るよりも実際に使える英語力を身につけるほうが大事でしょ!」と考えている方がTOEICの勉強は無駄だと思うのだと思います。

しかし、TOEICのテクニックで点数を上げることができるのは600点くらいまでです。

700点以上を取るには基礎の単語や文法などは必須です。小手先のテクニックだけでは絶対に取ることができません。

TOEIC700点以上取れれば、基礎的な英語力が身についているといっても問題ないレベルだと思います。

TOEICの英語は日常会話で使わない

「TOEICの英語は日常会話でほとんど使わないよ。」と短期留学していた方はよく言います。

確かにTOEICの英語はどちらかというとビジネス英語が多いです。

「日常会話だけを極めたい!」という人はTOEICの勉強は遠回りかもしれません。

しかし、いずれは英語を使って仕事をしたいと考えている方はTOEICの勉強はしたほうが良いです。

TOEICにはビジネスのメールやプレゼンなどで使う表現が盛りだくさんだからです。

特に英語でメールのやり取りをするときはTOEICの勉強が非常に役に立ちます。日常会話だけを学んできた人は、ビジネス英語が分からないので毎回辞書で日本語に訳してからメールを返信するのでとても時間がかかっています。

ビジネス英語を理解していれば、すぐに返信できるので時間短縮になります。その時間を他の仕事に時間を回すことができます。

TOEICは無駄?意味ない?←そんなことありません。

「TOEICは意味がない」は間違いです。

なぜなら私自身TOEIC高得点を取ってから、多くのメリットを感じているからです。

私が感じたメリットは以下のとおりです。

英語力の証明になる

基礎の単語力、文法力が身につく

スピーキングの習得が速くなる

自信がつく、勉強する習慣が身につく

英語力の証明になる

日本国内では英語力を証明するには「TOEIC」しかありません。これはまぎれもない事実です。

実際に下記のデータのとおり、採用で「TOEIC」の点数を要件や参考にしている企業が50%以上もあるのです。

そもそも「TOEIC〇〇点以上」でないと、書類が通過しない企業も多くあります。

参考:英語活用実態調査 企業・団体 ビジネスパーソン 2019年度

日本企業で働く人にとって、TOEIC高得点は武器になります。

TOEICのスコアの高さと年収の高さの相関があるというデータもあるくらいです。

参考:「スコアが高いほど、年収は高い?!TOEIC®テスト スコア別平均年収」

実際に私はTOEIC550点のときの書類選考とTOEIC855点の書類選考では通過率が約2~3倍くらい上がりました。

いくら「私は英語が話せます!」と主張しても、TOEICの点数がないと信じてもらえないのです。

一生海外で働く人や自営業でやる人ではなく、日本の企業で働く人にとってはTOEICは意味があるものでしょう。

基礎の単語力、文法力が身につく

TOEIC700点以上を取るためには、基礎の単語力と文法力は必須になります。

ちなみにTOEIC700点で必要な単語数は「7000語」と言われています。また、中学レベルの文法力が必要になります。

したがって、TOEICを勉強すると基礎の単語力や文法力が身につくのです。

基礎の単語力や文法力を身につけずに、英会話を感覚で学ぶと仕事では全く使えない英語になってしまいます。
そして英語の文章も全然読めないでしょう。

英語の勉強を全くせずに留学した私の友人は日常会話でのコミュニケーションはスムーズに取ることができます。
しかし、英語の文章は読めませんし、英語でメールを打つことも出来ないのです。

「英語ができる=英語が話せる」という発想だと私の友人のようになります。

「英語でコミュニケーションが取れればいい!」という方にとっては確かにTOEICは不要かもしれませんが、仕事で英語を使いたい人にとってはTOEICの勉強はとても役に立ちます。

スピーキングの習得が速くなる

TOEICの勉強は直接的にはスピーキングには役に立ちませんが、スピーキングの習得が速くなります。

TOEICで基礎の英語を勉強しているので、あとは「話す」・「聞く」の練習をするだけだからです。

そして、文法をしっかり勉強しているのできれいな英語を話すことができます。

外国人が話す日本語でも「言葉遣いがきれいな日本語」「ムチャクチャな日本語」があります。どちらも意味は通じますが、あなたはどちらがいいでしょうか?

おそらく後者でしょう。

しかし、英語も日本語と同じで文法を学ばずに感覚だけで話そうとすると「ムチャクチャな英語」になってしまいます。

何事もそうですが、まずは基礎を学ぶことが非常に重要なのです。

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自信がつく、勉強する習慣が身につく

英語力には直接関係はないですが、TOEICで高得点を取ると自信と勉強する習慣が身につきます。

TOEICの高得点を取るためには多くの勉強時間が必要になります。TOEIC800点を取るためには225時間~500時間の勉強時間が必要と言われています。

500時間必要だとした場合、半年でも1日約3時間の勉強が必要です。学生や会社員の方にとって1日3時間を作ることは簡単ではないでしょう。

しかし、それを達成することで大きな自信勉強する習慣が身につきます。

まとめ

「TOEICは無駄。意味ない。」と言ってる人を信じて、勉強をしないことは非常に危険です。

確かにTOEICが必要ない人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は必要です。日本の企業で働く上では、必須でしょう。

また、英語を話せるようになりたい人にとっても全く無駄な勉強ではありません。英語の基礎を身につけることができます。

TOEIC高得点を取ることでメリットがたくさんあります。英語力以外にも得るものが多いです。

TOEICをやるかやらないか迷っている時間があるのであれば、すぐに勉強を始めましょう!

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