・すぐに不安を抱えてしまう。
・頭の中が上手く整理できない。
私も『ゼロ秒思考』のトレーニングを始める前までは、このような悩みを持っていました。
そこで、参考にしているYoutuberが『ゼロ秒思考』のトレーニングをやっていたので、試しに1か月やってみました。
1か月間、1日10分続けただけで、これらの悩みが一気に解消されました。
「1か月じゃ無理でしょ……。」と思うあなたは、一度騙されたと思ってやってみてください。効果を実感できるでしょう。
今回の記事では元マッキンゼー社員の赤羽雄二氏が書いた『ゼロ秒思考』をシンプルかつ分かりやすく解説するので、参考にしてみてください!
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『ゼロ秒思考』とは?
『ゼロ秒思考』とは瞬時に現状と課題を整理して、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意識決定できるようになる思考法です。
この思考法を身につけると、「何時間も悩んでいるけど企画書ができない…」や「突発的な質問に答えられなかった…」といった悩みが解消されます。
「ゼロ秒思考を身につけたいけど、かなり大変なトレーニングが必要なんでしょ」と思っているあなたに朗報です。
1日10分のメモ書きで『ゼロ秒思考』は身につけることができます。
そのやり方について詳しく解説していきます。
【1日10分でOK】『ゼロ秒思考』のやり方とは?
『ゼロ秒思考』のやり方を以下のように分けて解説していきます。
『ゼロ秒思考』の手順(4STEP)
『ゼロ秒思考』は非常にシンプルなトレーニングです。
具体的な手順は以下のとおりです。
➀~➃までの流れを1分以内で行ないます。
➀A4の用紙を横置きにする
↓
➁左上にタイトルを書いて下線を引く
↓
➂右上に日付を省略形で記入(例:2020-12-27)
↓
➃タイトルの下に4~6行の本文を書く(各行20~30文字)
この4STEPを繰り返すだけです。そして全てのSTEPにはそれぞれ意味があります。
➀A4の用紙を横置きにする
→メモの右半分に課題、左に半分に解決策のように時間の流れを表現しやすいため
➁左上にタイトルを書いて下線を引く
→下線を引くことで本文と明確に区別するため
➂右上に日付を省略形で記入(例;2020-12-27)
→省略形で書くことで時間を短縮できるため
⓸タイトルの下に4~6行の本文を書く(各行20~30文字)
→文章が短すぎると、気持ちを言語化するトレーニングにならないため
以上のような理由です。
『ゼロ秒思考』にはルールもあるので、紹介します。
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『ゼロ秒思考』のルール
『ゼロ秒思考』のルールは以下のとおりです。
- 1枚1分で書く
- 1日10枚を目安に書く
- 思いついたときに思いついたことを全部書く
- タイトルは過去書いたものでもOK
- 自分が読めるくらいの文字で十分
- メモ書きはクリアファイルで保存する
ではそれぞれ説明していきます。
1枚1分で書く
タイトル・日付・本文1分以内に書きます。
少し書き足したい場合は、例外的に15秒延長するだけにしてください。
なぜなら、1分以内と時間を決めないと、平気で5分くらい経ってしまうからです。
「1分以内に4~6行なんて無理でしょ」と思う方も多いと思います。しかし、慣れればどんどんスピードアップしていきます。
1日10枚を目安に書く
毎日10ページを書くことで、その日に気になったことや考えたことは大体カバーできます。
1日で換算すると1枚1分×10枚=10分。
これを1か月続けただけで10枚×30日=300枚ものメモになります。
そして、1か月毎日続けると大きな手ごたえと自身の成長を感じることができるでしょう。
思いついたときに思いついたことを全部書く
メモは思いついたときに思いついたことを書くようにしましょう。
このやり方が一番新鮮な気持ちで書くことができるからです。
「思いついたこと」とは一期一会なので、そのタイミングを逃すと一生出会うことができないかもしれません。
思いついたときにメモを書けるようにバインダーを持ち歩いてもいいでしょう。
タイトルは過去書いたものでもOK
タイトルは毎日同じような内容でも問題ありません。
なぜなら、同じ内容を何度も書くと頭が整理されるので、そのタイトルではもう書こうと思わなくなるからです。
「同じこと何回も書いて意味あるの?」と思う人もいるかもしれませんが、最初に書いたメモと1週間後に書いたメモだと内容が天と地の差でした。
始めたばかりの頃は同じような内容になってしまうかもしれませんが、気にせず書き続けましょう。
それでも違うテーマでトレーニングをしたいという人は以下の記事を参考にしてみてください。
自分が読めるくらいの文字で十分
メモの文字は汚くても自分が読めれば十分です。
むしろ綺麗な文字を書こうとすると1分で書き終えることは絶対に出来ません。
誰かに見せるメモではないので、見た目よりもスピード重視にしましょう。
メモ書きはクリアファイルで保存する
『ゼロ秒思考』のメモ書きは捨てずにクリアファイルで保存してください。
そして、ジャンルによって5~10個に分けることをオススメします。
メモを見返すときに見やすくするためです。
また、ジャンルごとにどのくらいメモを書いたかを見える化することで自信にもつながります。
『ゼロ秒思考』の効果とは?1か月やってみて感じた効果
私が1か月『ゼロ秒思考』のトレーニングをやってみて感じた効果は以下のとおりです。
- 質問に対して瞬時に的確に回答できるようになる
- プレゼン資料の作成時間が短縮された
- イライラすることが少なくなった
ではそれぞれ解説していきます。
質問に対して瞬時に的確に回答できるようになる
会議中などの質問に対して瞬時に的確に回答できるようになりました。
頭の整理が瞬時にできるようになったからです。
また、メモに思ったことを書くことで、自分の考えを言語化するのが得意になりました。
今までは会議中に質問されても、「後からメールで回答します」や「調べてから回答します」のように、その場で回答することから逃げていました。
しかし、現在は「なにが大切で」「何が必要なのか」を瞬時に把握できるようになりました。そして、質問にも瞬時に的確に回答できるようになりました。
プレゼン資料の作成時間が短縮された
『ゼロ秒思考』のメモ書きを応用することで、プレゼン資料の作成時間が短縮されました。
具体的には、思いついたことを片っ端から書いていき、それを必要な情報だけ選んで並べ替えて資料を作っていくのです。
その結果、「悩んでいて時間がどんどんなくなっていき、締め切り間近になってしまった」ということがなくなりました。
そして、5~6時間悩んで作った資料も30分で作った資料も正直クオリティは変わらなかったのです。
『ゼロ秒思考』を実践してからは、無駄な残業が減り、ブログに使える時間も増えました。
イライラすることが少なくなった
イライラした時、メモに思ったことを書くことで気持ちがとても楽になりました。
なぜなら、メモを書くことで「なぜイライラしているか?」を冷静に判断できるようになるからです。
イライラしている時は基本的に感情的になっているため、物事を冷静に判断することができません。
そこでメモを書くことにより、気持ちを整理することで、冷静に判断できるようになるのです。
その結果、イライラしている自分を客観的に見ることができ、イライラすることが少なくなります。
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まとめ:『ゼロ秒思考』は1か月だけでも効果がある!
『ゼロ秒思考』は1か月間、1日10分続けただけで効果を実感することができます。
それも全て仕事で生かせるような効果です。
そして、1日10分という短い時間でできるので、忙しい社会人やフリーランスの方にもオススメです。
「1か月で本当に効果が出るの?」と思っているあなたは、騙されたと思って1か月やってみてください。
仕事でもプライベートでも充実した生活を過ごすことができるようになるでしょう。
また、1年間続けて感じた効果はこちらを参考にしてみてください。
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