フィジークの大会当日は気を付けることがたくさんあります。持ち物や食事、水分、塩分など様々です。
また、出場する団体によって当日の流れが違いますので、事前に把握しておく必要があります。
この記事では、FWJとJBBFの大会に出場した経験のある私が大会当日の過ごし方や、タイムスケジュール、注意点などを解説します。
大会1週間前からの最終調整を知りたい方は「フィジークコンテストの最終調整 | カーボアップ、水抜き、塩抜き」の記事を参考にしてください。
2023年にFWJ、2024年にJBBFの大会に出場した私の経験をもとに絞り切るための方法をお伝えします。
初めて出場した時の反省をもとにした方法を全データ公開しています。
フィジーク大会当日の過ごし方
フィジーク大会当日の持ち物と食事、水分・塩分調整を紹介します。
当日の持ち物
- 選手登録証(JBBF/FWJどちらもスマホの画面可)
- カラーリング証明書
- サーフパンツ
上記の持ち物を忘れてしまうと大会に出場することができません。選手登録証はJBBF、FWJともにスマホの画面で見せるだけで大丈夫です。
カラーリングをする方は証明書が必要なので、カラーリングサロンでもらうようにしましょう。
サーフパンツは念のため2着持って行った方がよいです。JBBFでは大会前にコスチュームチェックがあり、注意をされて別のサーフパンツに履き替えることがあるためです。
- 現金/クレジットカード
- ヨガマット
- 長袖・長ズボンのジャージ
- サンダル
- 着替え
- タオル
- ゴムチューブ
- プッシュアップバー
- 水分
- コンテスト前の食事(ポテチ、はちみつなど)
- 時間を潰せるもの
夏の大会でも長袖・長ズボンのジャージは持っていったほうがよいです。エアコンで控室が寒く、体が冷えてしまうためです。体が冷えてしまうとパンプアップしづらくなってしまいます。
また、大会は待ち時間が長い場合があるので、横になれるようにヨガマットを持っていったり、時間を潰せるようにスマートフォンや充電器、イヤホンなどを持っていくとよいです。
当日の食事
大会当日の食事は人によって大きく異なります。しかし、意識するべきポイントは共通しています。
- 大会3時間前までに食事は終わらせる
- 脂質、炭水化物、塩分を摂取する
- 体質に合う食材を選ぶ
大会直前に食事をするとお腹が張ってしまい、腹筋が見えづらくなってしまうので3時間前くらいに最後の食事をしたほうがいいです。
また、筋肉をパンパンに張らせるために、脂質と炭水化物、塩分を摂ったほうが良いです。選手がよく食べているものとしては、カップ焼きそばや脂質が多めの牛肉と白いご飯などです。
しかし、自分に合う食材を選ばないとお腹を下してしまう恐れがあるので、食べ慣れている食材のほうがよいでしょう。
詳しい食事内容は「去年の反省をもとに2回目のフィジーク大会に出場したときの増量、減量と最終調整方法【全データ公開】」に記載していますので、参考にしてみてください。
水分・塩分の調整
当日の水分、塩分調整はかなり難しいです。水分と塩分を摂りすぎると、浮腫んでしまいます。逆に少なすぎると筋肉が張らなくなってしまいます。
当日の水分調整は大きく2つに分かれます。前日までの調整によって方法が変わるでしょう。
- コンテスト1.5時間前までに1~1.5Lの水分を摂る
- パンプアップ中から水分を摂り始める
塩分については、当日はある程度摂ったほうが良いです。ポテトチップスに塩を入れて食べたり、食事に少し多めの塩をかけたりするのがおすすめです。
パンプアップ中の水分に塩を入れるのもよいでしょう。
2023年にFWJ、2024年にJBBFの大会に出場した私の経験をもとに絞り切るための方法をお伝えします。
初めて出場した時の反省をもとにした方法を全データ公開しています。
フィジーク大会当日の流れ(FWJ、JBBF)
大会当日の流れは団体によって違います。今回は私が出場経験のあるFWJとJBBFの大会の流れを紹介します。
FWJの当日の流れ
09:00 集合
09:00-10:00 受付、身長測定、コンテスト説明
10:00-11:00 控室で待機
11:00-12:00 バックステージでパンプアップ
12:00-12:30 本番(ノービスファースト)
12:30-14:00 控室で待機
14:00-15:00 バックステージでパンプアップ
15:00-15:30 本番(ノービス)
FWJは集合時間が朝早いですが、フィジークカテゴリはお昼頃開始なので待ち時間が長いです。オープンカテゴリに出場する人は、大会によっては夕方開始なので、6~8時間待つ可能性もあります。
しかし、会場の出入りは自由なので外に出て時間を潰したりすることができます。ブースもたくさんあるので楽しめるでしょう。
JBBFの当日の流れ
09:30 集合、受付開始
09:30-10:00 待機
10:00-10:30 コスチュームチェック、身長測定、カラーリングチェック
10:30-11:15 待機
11:15-11:55 控え室でパンプアップ
11:55-12:10 本番(予選)
12:10-13:45 待機
13:45-14:15 控え室でパンプアップ
14:15-14:30 本番(決勝)
14:30-15:00 待機
15:00-15:15 表彰式
JBBFはFWJと違って、受付後は外に出ることができません。待機時間は控え室で過ごさなくてはなりません。時間を潰すためにスマホを長時間使用するため充電器を持っていったほうが良いでしょう。
決勝に残った場合は、予選から少し時間が空くので軽く食べれるポテトチップスやライスケーキ、はちみつなどを持っていったほうが良いです。
2023年にFWJ、2024年にJBBFの大会に出場した私の経験をもとにFWJとJBBFの違いを解説しています。
どちらの団体の大会に出場しようか迷っている人は是非参考にしてみてください。
フィジーク大会当日の注意点
- 食べ過ぎない
- パンプアップは焦らない
- 体を冷やさない
- 時間を潰せるものを持っていく
- 観客への手土産を忘れない
食べ過ぎない
「当日の食事」でも触れましたが、お腹がパンパンに膨れるほど食事をしてしまうと腹筋が消えてしまいます。腹5分目くらいを目安に食事をしたほうがよいです。
大会3時間前には食事を終わらせて、その後はお腹が空いたら体積が小さいポテトチップスやチョコレートなどで栄養補給をするのが一般的です。お腹が空きすぎるステージでスタミナ切れを起こしてしまいますので、食べな過ぎもよくありません。
水分も同じでお腹が張らないようにちょっとずつ飲むようにしたほうがよいです。炭酸などお腹が張る飲み物はNGです。
パンプアップは焦らない
パンプアップを早く始めすぎると、パンプが冷めてしまいます。30分~1時間前くらいから始めるのがよいでしょう。
人によってパンプアップに必要な時間が変わるので、大会1~2週間前にパンプアップの練習をするのがおすすめです。
早い人は1時間半前くらいからパンプアップを始めますが、周りの人に惑わされないようにしましょう。周りは気にせず自分のペースでパンプアップを始めることが大事です。
体を冷やさない
体が冷えてしまうとパンプアップしづらくなります。控え室では夏でも長袖長ズボンのジャージで過ごすようにしましょう。
大会の控え室はクーラーがガンガンに効いている事が多いので、暑いことは少ないです。
パンプアップ中もなるべく上のジャージを着て、汗をかくようにしましょう。脱ぐのはコンテスト直前でよいです。
時間を潰せるものを持っていく
受付をしてから自分の出番まで待ち時間が長いです。何も持っていっていないとかなり暇になってしまいます。
特にJBBFは一度受付をすると外に出れないので、かなり時間を持て余します。
スマートフォンで時間を潰すことが多いと思うので、充電器を持っていったほうが良いです。音楽を聞くためにイヤホンもおすすめです。
観客への手土産を忘れない
応援に来てくれる観客の方への手土産を買うようにしましょう。特に自腹でチケットを購入して、応援に来てくれる方には必ず渡すようにしましょう。
貴重な休みの日に時間を使って着てくれる人へのお礼の気持ちをしっかり伝えることが大事です。
私は1人1,000円くらいのお菓子を購入して、渡しました。
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まとめ
初めてフィジーク大会に出場する人のなかには、当日の過ごし方が分からなくて不安に感じている人もいるでしょう。
私も不安でいっぱいでした。
この記事では私の経験をもとに当日の過ごし方や流れをお伝えしています。万人に当てはまる内容ではないかもしれないですが、参考にはなるかと思います。
当日の過ごし方に正解はないので、いろいろな方法を試しながら自分にあった正解を見つけるようにしましょう。
2023年にFWJ、2024年にJBBFの大会に出場した私の経験をもとに絞り切るための方法をお伝えします。
初めて出場した時の反省をもとにした方法を全データ公開しています。