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【2024年最新】JBBFのフィジーク大会の種類や大会参加の流れをわかりやすく解説

JBBFのフィジーク大会
困った人
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JBBFのフィジーク大会に出場したいけど、大会の種類が多くてよく分からない…。ホームページを見たけど大会出場までの流れも分かりづらい。
Roeback
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JBBFのホームページは分かりづらいですね..,。今回はJBBFのフィジーク大会の特徴や参加までの流れを分かりやすく解説します。

フィジークの大会において、JBBFは最も歴史があり、参加人数も多い大会です。ドーピングをせずに正々堂々と勝負したいという人におすすめの団体です。

参加しようと思ってホームページを確認しても、大会の種類が多く、出場までの流れも分かりづらいです。そこで今回は、フィジーク大会の出場経験がある私がJBBFのフィジーク大会の特徴や出場までの流れを分かりやすく解説します。JBBFの大会の出場を検討している方は是非参考にしてみてください。

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JBBF
参照:JBBF

JBBFの特徴は大きく3つあります。

JBBFの特徴
  • 最も歴史が古い団体
  • ドーピング検査がある
  • 協力団体以外の他団体への大会出場はできない

最も歴史が古い団体

JBBF(日本ボディビル&フィットネス連盟)は、日本で最も歴史が古いボディビル団体の一つです。

1955年に設立されて以来、ボディビルとフィットネスの普及および発展に寄与してきました。JBBFは、国内の競技者が国際舞台で競う機会を提供しており、IFBB(国際ボディビル&フィットネス連盟)にも加盟しています。長年にわたり、多くの日本チャンピオンを輩出し、日本のボディビル界を牽引してきた実績があります。

最近はボディビルだけではなく、メンズフィジーク、女子フィットネスビキニなども人気があり、TVによく出演している横川尚隆さんや安井友梨さんもJBBFの大会に出場しています。

ドーピング検査がある

JBBFはドーピングに対して厳しい姿勢をとっており、公正な競技環境を維持するために定期的なドーピング検査を実施しています。選手は大会前だけでなく、オフシーズン中も無作為に選ばれることがあり、年間を通じて厳格な監視下に置かれます。

また、大会出場前には必ずアンチ・ドーピング講習を受講しなくてはなりません。JBBFは徹底的にドーピングを排除したいという方針で運営しています。

Roeback
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JBBFは検査があるためドーピングをしている人はほとんどいません。一方でFWJはほとんど検査がないので、ドーピングをしている人もちらほらいます。ナチュラルで勝負したい人はJBBF一択でしょう。

協力団体以外の他団体への大会出場はできない

JBBFは独自の規約と標準を持ち、所属するアスリートに対して協力団体以外の他団体主催の大会への参加を制限しています。そのため、マッスルゲート・サマースタイルアワード・ジュラシックカップ以外の団体の大会出場はできません。

もし出場した場合は、以下の罰則があります。

1、2年間の出場停止とする。
2、 明らかに悪意(例:偽名等)と認められる時は、3年間の出場停止とする。
3、選手権大会実施規程の処分を受けた経緯のある選手及び規程違反が二つ以上
重複したと認められる時は、5 年間の出場停止とする。
4、ドーピング処分を受けた経緯のある選手は、永久追放とする。

引用:4.1 選手登録規程

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JBBFのフィジーク大会の種類と初心者が出るべき大会

JBBFの大会の種類

JBBFのフィジーク大会には大きく分けると4種類の大会があります。(細かく分けるともっとありますが、今回は分かりやすいように大きく分けています。)大会によってレベルが大きく変わるので、自分に合う大会を選ぶようにしましょう。初心者が出るべき大会も紹介します。

JBBFのフィジーク大会の種類
  • JBBF主催選手権大会
  • ブロック選手権大会
  • 地方選手権大会
  • 地方/地域オープン大会

JBBF主催選手権大会

オールジャパン、グランドチャンピオンシップ、SPORTEC CUPなど日本を代表する選手が出場する大会になります。地方選手権大会やオープン大会で結果を残した(主に1~3位)選手しか出場することができません。

なので、初心者が出場する大会ではありません。まずは観客として見に行ってみて、自分とどのくらい差があるかを確認するのがよいでしょう。

目標となる体を生で見ることで、モチベーションをあげることができます。

ブロック選手権大会

北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州といった複数のブロックに分けられており、それぞれのブロックで選手権大会が開催されます。

参加資格は大会によって異なることがありますが、一般的にはそのブロック内に居住するか、そこで活動するジムに所属しているアスリートが参加できます。

初心者は少なく、大会経験が数年以上ある選手が出場するような大会です。この大会で1~6位に入賞すれば、オールジャパンに出場することができます。

地方選手権大会

各都道府県で開催される大会で、都道府県の中で1位を決める大会です。参加資格はブロック選手権大会と同様でその地域に居住するか、地域内のジムに所属することです。

地方選手権で1~3位に入賞をすれば、オールジャパンに出場ができます。

ブロック選手権大会とレベルはあまり変わりません。なので、初心者が出るには少しレベルが高いかもしれません。

地方/地域オープン大会

地方/地域オープン大会は、地方選手権大会やブロック選手権大会とは異なり、一般的に出場資格がより広く設定されており、初心者から経験者まで幅広い層の競技者が参加します。

都道府県や横浜、湘南など各地域で開催されています。ほとんどのオープン大会はその地域に居住もしくは地域内のジムに所属しなくても大会に出場することができます。

参加人数も少なく、入賞が狙いやすい大会です。初心者はまずオープン大会から出場することをおすすめします。

JBBFのフィジーク大会の出場の流れ

大会出場までの流れ

JBBFの大会に出場するための流れは以下のとおりです。JBBFのホームページを見ただけでは、理解するのが難しいので分かりやすく解説します。

大会出場までの流れ
  • 1、選手登録をする
  • 2、アンチドーピング講習の受講
  • 3、出場したい大会への申し込み

1、選手登録をする

選手登録の方法は2つあります。JBBF加盟ジム(ゴールドジムなど)経由もしくは個人で申し込む方法です。

また、個人選手登録には「JBBF個人選手登録(16,000円)」「JBBFオープン選手登録(6,000円)」の2種類あります。書式の場合は追加で1,100円かかるため、Webでの申込みがおすすめです。

「JBBF個人選手登録(16,000円)」はオープン大会・選手権大会の全てに出場できます。「JBBFオープン選手登録(6,000円)」はオープン大会のみ出場できます。

初心者でオープン大会にしか出場をしない人は「JBBFオープン選手登録(6,000円)」のみで十分でしょう。

2、アンチドーピング講習の受講

アンチドーピング講習はJBBFの大会に出場するうえで必須です。受講した年度を含めて3年間有効となります。

受講の形態は会場での受講とオンラインでの受講があります。どちらも受講料は無料です。

個人的には家で手軽に受けられるオンラインでの受講がよいと思います。

JBBFの選手登録後にドーピング講習を受講することができます。時間としては約1時間30分です。

詳しくはアンチドーピング講習のページを確認してみてください。

3、出場したい大会への申し込み

選手登録とアンチドーピング講習が完了した後に、出場したい大会への申し込みができます。

初めての方はオープン大会に申し込んでみてください。JBBFの中では一番初心者向けの大会なので、自分のレベルを知るために最適の大会です。

経験を積んだ後は、ブロック選手権大会や地方選手権大会、JBBF主催選手権大会を目指して頑張ってもいくのもよいでしょう。

JBBFの大会一覧

JBBFとFWJの違い

始めてフィジーク大会に出場をしようとしている人はJBBFとFWJのどちらの大会に出場するか迷う人も多いと思います。

JBBFとFWJの違いは以下のとおりです。

JBBF FWJ
日本で最も歴史のある団体で競技人口が最も多い。 最も人気のある団体。多くの筋トレYouTuberが出場している。
ドーピング検査がある ドーピング検査はほとんどない
初心者~上級者のカテゴリが分かれていない 初心者~上級者のカテゴリが分かれている
司会は大会のルールを細かく説明をしない 司会が大会のルールを細かく説明するので初心者の観客も楽しめる
大会参加費はFWJより安い 大会参加費はJBBFよりも高い
他の団体の大会に出場できない 他の団体にも出場が出来る

どちらの大会にもメリットデメリットはあります。FWJには初出場の方のみ参加出来る「トゥルーノービス」というカテゴリがあるので、初心者も出場しやすいでしょう。

しかし、FWJはドーピング検査がないので、明らかに体が大きい人も出場しています。正々堂々と戦いたい人はJBBFのほうがよいです。

また、JBBFは大会で結果を残すと日本代表として世界選手権にも出場ができるので夢があります。

まとめ

JBBFの大会はホームページだけでは分かりづらいです。今回の記事を参考にしてみてください。

せっかくボディメイクを頑張っても、大会に正しく申込ができないと努力が全て水の泡となってしまいます。

大会の種類も多いので、自分に合った大会を選ぶのが大事です。初心者の方は地方/地域オープン大会に出場してみてください。