フィジーク選手は脚トレをするべき?必要ない?という議論は昔からよくされています。私の意見としては、「フィジーク選手も脚トレはするべき」です。
この記事では、フィジークの大会に出場した私が脚トレをやっていて感じたメリットやおすすめの脚トレメニューなどを解説します。脚トレをしようか迷っている人はぜひ読んでみてください!

2023年8月にフィジーク大会に出場した時の全データをnoteで公開しているので、ぜひご覧ください!
減量期間や体重の推移、実際の食事まで全て公開しています。このnoteを読めば、フィジーク大会の全てが分かります。
フィジークで脚は審査対象になる?

フィジークの大会では、上半身の筋肉が主に評価されるため、脚は審査の対象になりにくいと思われがちです。
しかし、脚の筋肉もバランスの取れた体型を作るために重要です。特に、審査員は全体のバランスを重視するため、脚のトレーニングを怠ると全体のバランスが崩れ、評価が下がることがあります。
フィジーク選手も脚のトレーニングを怠らないことが重要です。

フィジーク選手が脚トレをするメリット

フィジーク選手が脚トレをするメリットは多くあります。私が週1回の脚トレをやって感じたメリットは以下のとおりです。
- 減量が進みやすくなる
- 追い込む精神力を身につけることができる
- 全身のバランスが良くなる
- 筋肉が発達しやすくなる
減量が進みやすくなる
脚の筋肉は体の中で最も大きな筋肉であり、大きなエネルギーを消費します。
そのため、脚トレを取り入れることで、基礎代謝が向上し、減量がスムーズに進みます。特に、スクワットやレッグプレスなどの複数の関節と筋肉を同時に動かす種目は、多くのカロリーを消費し、脂肪燃焼効果が高いです。

追い込む精神力を身につけることができる
脚のトレーニングは全身の中でも最もキツいトレーニングです。そのため、精神力を鍛える絶好のチャンスです。
一番キツいトレーニングをすることで追い込む精神力と心肺機能を鍛えることができます。その結果、他の部位のトレーニングをするときも追い込むことができるようになります。
逆に脚トレから逃げてしまうと精神的に弱くなり、追い込めなくなってしまうでしょう。
全身のバランスが良くなる
脚を鍛えることで、上半身と下半身のバランスがよくなり、全体的なプロポーションが向上します。これにより、審査員からの評価も高まりやすくなります。
上半身が大きくて、脚が細い選手はかなりバランスが悪く見えてしまいます。いくら上半身が発達していても審査員からの印象はあまりよくありません。
フィジークでは脚は審査対象ではないと言われていますが、上半身が全く同じ選手が複数いる場合は下半身で比較されることもあると思います。主な審査対象ではありませんが、鍛えて損はないと思います。
筋肉が発達しやすくなる
脚のトレーニングは、テストステロンや成長ホルモンの分泌を促進します。これにより、全身の筋肉の発達が促進されます。
特に、大腿四頭筋やハムストリングスを鍛えることで、上半身のトレーニング効果も向上し、全体的な筋肉量が増加します。

2023年8月にフィジーク大会に出場した時の全データをnoteで公開しているので、ぜひご覧ください!
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脚トレのおすすめのメニューは以下のとおりです。私も実際にやっている種目です。この種目をすべてやることで、脚のそれぞれの部位を鍛えることができます。
- スクワット
- ブルガリアンスクワット
- レッグプレス
- レッグエクステンション
- レッグカール
スクワット
スクワットは、脚の筋肉全体を効果的に鍛えるのに効果的なトレーニングです。大腿四頭筋、ハムストリングス、および臀筋を強化できます。
しかし、正しいフォームでできている人は少ないです。フォームが崩れると効果が実感できないだけではなく、怪我に繋がってしまうリスクもあります。
まずは正しいフォームを学ぶようにしましょう。こちらのYoutubeの動画はとても参考になるので、ぜひ見てみてください。
ブルガリアンスクワット
ブルガリアンスクワットはダンベルで手軽にできるスクワットです。手軽ですが、負荷は大きく効果的に鍛えることができます。
フォームは2種類あります。脚の前方を鍛えるフォームとお尻を鍛えるフォームです。日によって鍛え分けるのが良いでしょう。
それぞれのフォームについては、こちらのショート動画が分かりやすいので、参考にしてみてください。
レッグプレス
レッグプレスはマシンを使って行うトレーニングで、脚全体の筋力向上に効果的です。重い重量を扱いやすく、筋肉に強い刺激を与えることができます。
どこのジムにもレッグプレスのマシンはあると思います。
マシンを使って行うトレーニングはフォームが安定するので、同じ軌道で的確に狙いたい部位を鍛えることができます。
脚幅によって鍛え分けをできるので、狙いたい部位によって脚幅を変えてトレーニングをしてみてください。
レッグエクステンション
レッグエクステンションは、主に大腿四頭筋をターゲットにしたトレーニングです。膝の伸展動作に集中することで、四頭筋を効果的に鍛えることができます。
簡単そうに見えて、意外に奥が深い種目です。寺島遼さんの動画が分かりやすく、個人的に効果を実感できているので参考にしてみてください。
レッグカール
レッグカールは、ハムストリングスを鍛えるためのトレーニングです。膝の屈曲動作により、ハムストリングスを集中的に強化できます。マシンを使用することで安定した動作が可能です。
レッグエクステンションと同様に寺島遼さんが解説動画を出しているので、参考にしてみてください。
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まとめ
フィジーク選手にとって、脚トレーニングは上半身のトレーニングと同様に重要です。
脚を鍛えることで、減量が進みやすくなり、精神力が鍛えられ、全身のバランスが向上し、筋肉の発達が促進されます。
スクワットやブルガリアンスクワット、レッグプレス、レッグエクステンション、レッグカールなどのトレーニングを取り入れることで、効果的に脚を鍛えることができます。
フィジーク競技において、バランスの取れた体型を目指すために、脚トレーニングを積極的に行いましょう。
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